複数タートルでの自動植林

チェストとタートルを設置する大量自動植林タートルのプログラムです。タートル36個で自動植林と自動分配運搬します。自動植林タートルは16個、パイプの役割のタートルは16個、アイテム輸送、原木輸送、苗木回収の各タートル1個です。メインとなるタートルはチェストとタートルを設置し、アイテムの分配、原木の回収を行います。チェストの数はラージチェスト100個となります。

使用するプログラムは6個で、燃料レベルを検知して燃料の補給したり、アイテム入手が出来なければ各タートルは待機します。

8ｘ2のタートルが自動植林を行います

タートルは自らチェストを設置してアイテムや原木を運搬します


初期設定、必須項目です

ダイヤ斧を持ったタートルを準備します

タートルのインベントリに
木炭4スタック
チェスト3スタックと8個
ダイヤ斧を持ったタートル35個
スロットに上のスクショのように並べます

※全く同じ並びにする必要があります


1.のプログラムをスタート
メインプログラム

複数タートルでの自動植林 プログラム1

メインとなるプログラムです、チェストとタートルを設置します。設置した運搬用のタートルには必要な分の燃料とチェストを自動で入れます。

設置が終わったら木炭をチェストから入手するまで待機します。まず木炭を入手したらスロット1に木炭、スロット2～3までに苗木、スロット4～16までに骨粉をスタックで入手して分配していきます。分配が終われば原木だけを回収します。

葉っぱに移動を遮られることを想定していますので、アイテムと原木の輸送は、位置ずれを起こさないようにしています。

チェストを64個（ラージチェスト32個）+8個を自動で設置します

次にタートルを35個を設置していきます

1番目のタートルのチェストとタートルの設置完了です

タートルは下のチェストに木炭が入るまで待機します


各プログラムの概要

わかりやすくするためにタートルを色分けしました

1番目に動かすタートルは赤
実行プログラムは、1

プログラムの内容
　チェストの設置とタートルの設置
　植林素材の分配
　原木の回収

2番目に動かすタートルは青
実行プログラムは、2

プログラムの内容
　チェストの設置
　原木の運搬

3番目に動かすタートルは紫
実行プログラムは、3

プログラムの内容
　チェストの設置
　植林素材の運搬

4番目に動かすタートルは黄色
実行プログラムは、4

プログラムの内容
苗木の植え付け
　骨粉散布
　原木の回収

5番目に動かすタートルは白
実行プログラムは、5

プログラムの内容
　植林素材を植林タートルのチェストへの移動
　植林タートルのチェストから原木を移動

6番目に動かすタートルは緑
実行プログラムは、6

プログラムの内容
　ドロップした苗木の回収




2.と3.のプログラムをスタート
2.がチェスト設置と原木輸送、3.がチェスト設置とアイテム輸送プログラム

複数タートルでの自動植林 プログラム2

2.のプログラムはチェストを設置して、原木を入手するまで待機します。原木を入手すると自分で設置したラージチェスト32個に原木を入れていきます。

複数タートルでの自動植林 プログラム3

3.プログラムはチェストを設置して骨粉を入手するまで待機します。骨粉を入手すると
前のチェストから順番に埋めていきます。一度骨粉を入手したら、その後は待機せずに動き続けます。1、2列が骨粉、3列目が苗木、4列目が木炭となります。

青には2.のプログラム
紫には3.のプログラムを実行

赤のタートルがタートル設置時に木炭とチェストを入れています

チェストの配置の完成です、青のタートルは原木、紫のタートルは骨粉を入手するまで待機しています


4.のプログラムのスタート
16台の自動植林タートルのプログラム

複数タートルでの自動植林 プログラム4

自動植林のタートルです。複数のタートルでの植林なので位置ずれを起こさないように上下移動と回転しかしません。スロット1に苗木、スロット2に骨粉、スロット3に木炭が入ります。素材が規定数以下になると待機します。

プログラムの流れ

チェストからアイテムを入手
苗木を植える
骨粉散布
前のブロックが原木に変わると伐採
前のブロックが原木でないと伐採終了
下のブロックが草か土のブロックまで下降
原木をチェストに入れ素材を入手

黄色のタートル16個に4.のプログラムを実行


5.のプログラムのスタート
自動植林タートルにアイテムを供給し原木を回収するプログラム

複数タートルでの自動植林 プログラム5

チェストの間に設置したタートルは輸送パイプの役割をします。回転はしますが移動はしませんので燃料は必要ありません。分配されたアイテムを植林タートルのチェストへ移動し原木だけを取り出します。

白のタートル16個に5.のプログラムを実行


植林に必要なアイテムをチェストに入れる

待機中の紫のタートルの下のチェストに骨粉を入れます
横のチェストに骨粉、その隣にジャングルの苗木、その隣に木炭を入れます

紫のタートルの下と横のチェストに骨粉

3番目のチェストに苗木

4番目のチェストに木炭

紫のタートルはチェスト群の中央部分に木炭、ジャングルの苗木、骨粉を運びます
赤のタートルはチェストにアイテムを規定数入手すると動き出します
赤のタートルは各チェストにアイテムを均等に分配していきます
白のタートルは黄色のタートルのチェストにアイテムを入れます
黄色のタートルが植林を開始します
黄色のタートルは原木をチェストに入れます
白のタートルが原木をだけを取り出しチェストに入れます
赤のタートルが原木を回収し原木用のチェストに入れます
青のタートルが原木を運びます
緑のタートルはドロップした苗木を回収します

6.のプログラムのスタート
ドロップした苗木の回収プログラム

複数タートルでの自動植林 プログラム6

回転しながらドロップした苗木の回収を行います。100％の回収とはいきませんが貴重な苗木を回収してくれます。（マイクラで初めから大量のジャングルの苗木を準備することは、設定的に無理がありますが、完璧にサバイバルでプレイする人はいないと思います）

緑のタートルに6.のプログラムの実行

赤のタートルがタートル設置時に木炭を入れています

ルンバのように回転しながらドロップした苗木を回収します




今後の課題

各プログラムは追加をしていったものも多いので複雑になってしまいました。タートルの移動は植林以外は決まっているので、ひとつひとつ動きを確認しながらプログラムすれば、それほど難しくはありません、ただタートル同士がぶつからないことは必須となります。いちばん悩んだのがアイテムの分配量の比率でした。32個のラージチェストを原木で埋め尽くすためには、骨粉の使用量と燃料の消費量が重要となります。

課題としては赤のタートルの仕事量が多すぎてアイテム輸送が間に合わない。紫のタートルのアイテム輸送が遅い。これはアイテムの過剰供給はタートルのインベントリを圧迫してしまいプログラムが機能しなくなりますので、これくらいが妥当だと思います。

もう一つの課題として植林とパイプの役割の32個のタートルのプログラムの起動が面倒くさい。プログラム名を「startup」とすることで設置後タートルを右クリックだけ動かせるようになります。この辺りをうまく使えば解消できそうです。

ドロップした苗木の回収がイマイチなのは、タートルを増やすか、回転するのをやめて一直線の動きに変更することで機能すると思います。

関連サイト
コンピュータークラフトを極める その2